最近一気に肌寒くなってまいりましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか？
さて、今回のコラムでは、今、名古屋IT案件.comで取り扱っているフリーランス案件を分析してまいります。
どのようなフリーランス案件が多いのか、またどのようなスキルが求められているのか少しでも参考になれば幸いです。
【最新フリーランス案件の動向】
どうしてもコロナ前と比べてしまうとフリーランス案件数は未だ少ない状況ではありますが、下期に入り、徐々に回復してきているように感じます。
今回は、言語や工程ごとにフリーランス案件数の割合を出してみましたので、早速見ていきましょう。
●言語別の割合
グラフを見てみると、案件数の割合が大きい順にJava、C#、VB.NET、Javascriptとなり、業務系システムの開発案件が多く見受けられました。
次いで、C++や組込みのC言語が続きます。
1番案件数が多いJavaは、すでに愛知県でフリーランスエンジニアが足りておらず、引く手あまたです！
特に要件定義から対応できるJavaフリーランスエンジニアは、今どこを探してもいないと多くの企業さんが嘆いております。
そういった理由から、他の言語に比べ、単価も高い傾向にありますので、Javaができるフリーランスの方は是非是非ご応募ください！
また、C#やVB.NET、PHP、Pythonに関しても、フリーランスエンジニアが少ない状況ですので、絶賛募集中でございます。
それに対してCOBOLは、案件数がそこまで多くないということもあり、一つの案件に対してフリーランスエンジニアの応募が集中しております。
ですので、フリーランス案件を探す際には早めに動き出すことをお勧めいたします。
また、他のフリーランスエンジニアと差をつけられるよう、アピールポイントを明確にできていると良いですね。
●開発工程別の割合
全体の割合として1番多いのは、「詳細設計～」、次いで「基本設計～」という結果でした。
上期は、要件定義や基本設計からのフリーランス案件が多く、上流工程から対応できるフリーランスの方が求められていました。
現在も引き続きその傾向はあるものの、徐々にロースキル案件も出てきており、「製造～テスト」の案件数は「要件定義～」の案件数よりも多くなっています。
今後も製造以降のフリーランス案件は少しずつ出てきそうです。
●求められるスキル感
上期は経験年数3～5年以上、SEや上級PGといったキーワードがよく並んでいたので、若手のフリーランスの方はフリーランス案件を探されるのに苦労されていた印象です。
最近は、経験年数1～2年以上で、PGを募集するフリーランス案件も見受けられるようになりました。
そこで最低基準になるのは、１人称でしっかりと業務を進められること、そしてコミュニケーション能力です。
これはどの現場においても共通して言えることですが、テレワークの現場では特に重要になってきます。
分からないことがあるのに、円滑にコミュニケーションが取れず、自分のところで作業が止まってしまったというお話も聞きますので、フリーランスとして仕事を引き受けるうえで、責任感をしっかりと持っていきましょう。
●テレワーク現場の割合
コロナ禍で世に浸透したテレワーク。
通勤時間がない分、時間を有効活用できていいですよね。
お話を聞くとテレワークがいい人、出社がいい人、どちらも半々いるように感じます。
皆様はどちらがお好きでしょうか？
最近、「テレワークの現場ってどのくらいあるんですか？」という質問をいただきましたので、今出てきているフリーランス案件の割合を出してみました。
グラフを見てみますと、出社の割合が64％と全体の半数を超えています。
緊急事態宣言が明け、コロナが比較的落ち着きつつある今、テレワークから出社に切り替える現場が増えてきているようです。
油断は禁物ですが、それぞれの企業で感染対策が確立されてきており、オンラインよりも対面の方がコミュニケーションを取りやすいという理由から、今後も出社の割合が増えていきそうです。
【まとめ】
昨年は、コロナウイルスの影響を受けて、フリーランス案件の縮小や開始の延期、終了が相次ぎ、多くのフリーランスエンジニアが現場から出てきてしまいました。
しかし、現在は一転し、Javaをはじめ業務系のフリーランスエンジニアや、上流工程からできる人材が不足しておりますので皆様のご応募、心よりお待ちしております！
また、最近は感染者数が落ち着いてきたものの、第6波も心配されており、まだまだ先が見通せない状況です。
今後フリーランス案件をお探しになる際は、余裕をもってご相談いただくことをお勧めしております。
名古屋IT案件.comでは、皆様のご希望に合うフリーランス案件を全力で探してまいりますので是非ご活用ください。
